固定IPアドレスはVPNとセットで利用
固定IPアドレスは、ISP(インターネットサービスプロバイダ)から提供してもらうことにより、外部から自宅や会社のネットワークにアクセスすることができるようになりますが、グローバルIPアドレスが固定されてしまうということは、インターネットを通じ、意図しない第三者が世界中からアクセスすることも可能になってしまいます。
もちろんアクセスされたからと言って、かなわずしも内部ネットワークに侵入されてしまうわけではありません。例えば日本最大級のプロバイダであるNTTコミュニケーションズが運営するOCNでは、固定IPアドレスの提供サービスについて、OCN以外からのIPアドレスを持つ回線からのアクセス制限を行って、外部からの侵入に対するセキュリティーを高めています。
ただ、やはりこれだけではどうしてもセキュリティに対する不安が出てきますので、セキュリティを高めたより強固なネットワークを築くには、VPNを利用することがコスト的にも手軽で、より安心できるネットワークを構築できるのではないでしょうか。
特に法人利用の場合であれば、OCNが提供しているVPNサービスの1つ「OCN ビジネスパックVPN」を利用すれば、低コストでVPN環境が構築でき、導入から機器の設置、及び運用から保守まで、OCNにまかせておけるので、ネットワーク管理者を新たに置く必要もなく、人件費も削減できます。
<参照>LAN工事・電話工事 福岡の株式会社エヌ・ディ・エステレコム
http://www.ndstelecom.co.jp/service/