VPNとは
VPNとはバーチャルプライベートネットワークの略称です。この場合のネットワークは、社内LANや家庭内LANなどの1箇所の限られた空間のネットワークではなく、離れた2箇所以上の場所を結ぶネットワークです。
離れた場所をネットワークで繋ぐには、いろいろな方法があります。以前は回線速度やセキュリティの関係から、専用線とよばれる、閉鎖された回線でネットワークを構築することが主流でした。
しかし、専用線によるネットワークの構築には、回線の利用料や接続する機器などで、莫大なコストが掛かってしまいます。当然運用にまつわるランニングコストも高額になります。
その為、それだけのコストを掛けることができる大企業や、セキュリティの確保が必要な官公庁や電力会社、鉄道会社などの公共機関のみがこのネットワークを構築でき、中小企業が導入するには高いハードルがありました。
しかし、NTTが光ファイバー回線によるフレッツ光のサービスを開始するなど、いわゆるブロードバンド回線が主流となり、セキュリティ技術の向上などにより、VPNを利用される企業が飛躍的に増えていきました。
VPNには、いくつかの方式がありますが、インターネットVPNと言われる、インターネット回線を利用したVPN方式がコストパフォーマンスが良く、セキュリティにもすぐtれているため、数多く利用されています。
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